サイン・看板に関する規制!

例えば皆様が、この場所にこういう形のこういう色の広告を出したい!とした時に、お役所から「ダメです!」と言われる場合もあります。
屋外広告物については、屋外広告物法及び条例(都道府県により定める)による規制があります。
その土地の美観や風景を維持するため、また広告物の倒壊防止や、広告物による信号機・道路標識妨害等を防ぐために規制が設けられています。
ここでは、その規制について簡単に見ていきましょう。
(具体的な規制内容については、各都道府県の条例を参照されて下さい。)

屋外広告は、どこでも設置できるものではない!

都道府県は、美観や風景を維持するために、以下の様な場所について、広告物の禁止や制限を条例で定めることができます。
つまり住宅地や神社・お寺・公園・墓地・橋・街路樹等で広告を禁止又は制限される場合があります。
  • 都市計画法により定められた第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域・第一種中高層住居専用地域・第二種中高層住居専用地域・美観地区・風致地区又は伝統的建造物郡保存地区。
  • 文化財保護法により指定された建造物の周囲。
  • 森林法により保安林として指定された森林のある地域。
  • 公園・緑地・古墳又は墓地。
  • 橋りょう・街路樹及び路傍樹・銅像及び記念碑。
屋外広告物は、どんな形や色のものでも設置できるものではない!

都道府県は美観や風景を維持するために、広告物について形状・面積・色彩・意匠・その他表示方法について、禁止や制限を条例で定めることができます。
これにより、例えば広告塔や広告板の高さ・幅・面積等の制限、蛍光塗料の使用の禁止、ネオンサインの点滅の禁止等を受ける場合があります。

耐久性のない弱い広告物は設置できない!

都道府県は、条例で定めるところにより、公衆に対する危害を防止するために、広告物の禁止又は制限をすることができます。
これは、広告物の材質や構造が脆弱であったり、施工が不完全であったりして、事故が生じることがないように規制するものです。
なお、高さが4mを越える広告物については、建築基準法の規定が適用され、設置する場合には建築主事の確認を受けなければならず、完了後は建築主事等の検査を受けなければなりません。
例えば、予算がないので安い脆弱な材料で広告物を作成した場合、お役所からNGを出されることがあるということです。
事故防止のため、規定の材質、法規に定められた構造強度が求められます。

屋外広告物は設置するだけでなく、管理していかなければなりません!

広告物に関しては、次のように管理義務が発生します。
「広告物を表示し、若しくは広告物を掲出する物件を設置する者、又はこれらを管理する者は、これらに関し補修その他必要な管理を怠らないようにし、良好な状態に保持しなければならない」
広告物が汚れたり破損した状態では、美観や景観を損ない、また事故の危険性もあるので、常に良好な状態にしなければなりません。
汚れたり破損した広告物をそのままにしておくと、お役所から撤去命令がくることになります。

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